1. HOME
  2. ブログ
  3. 創造アイディアロボットコンテスト『ロボコン春の交流戦』

創造アイディアロボットコンテスト『ロボコン春の交流戦』

今回は平成30年3月21日に広島県広島市立庚午中学校で行われた『ロボコン春の交流戦』を観戦して来ました。

この交流戦は、全日本中学校技術・家庭科研究会主催の創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会に向けた活動です。

中学校が主催ですので出場者は中学生限定となります。

当日は雨が降っていましたが、祝日と言うことで道路もいつものような混雑はなく会場にはわりと楽に到着しました(写真1と2)。

ロボコン会場の様子

事前に観戦可能ということは知っていましたので、学校の事務室にごあいさつをすると、職員の方から大会が行われる場所と控え室を教えていただけました。

渡り廊下の先の金工室がその場所ですが、教えられたとおりに行くと窓に太字の「金工室」という表札です(写真3)。

窓から中を見るとすでにおおぜいの人たちが見えました(写真4)。

隣の教室が控え室のようで、そこにも出場者の中学生たちがおおぜい見えます。

試合内容についてはほとんど情報が無かったので、まずはルールを調査することにしました。

『ロボコン春の交流戦』試合のルール

入り口からすぐのテーブルの上には、所狭しと参加ロボットが並んでいました。

近くにいた中学生に声をかけると、気持ちよく説明してくれました。

ロボットの制限はサイズと有線のコントローラーによって操作するもので、あとはわりと自由に製作してよいとのこと。

当日の配布プリントは2枚(写真5)です。

トーナメント方式の2対2の対戦形式で、敗者復活戦も組み込まれています。

トーナメント表(写真6)を見ると予想以上にたくさんの中学から参加していてビックリ!

対戦ルールは毎年変わるとのことですが、コートは他の大会でも目にするものです。

今回はコート上の真ん中にある壁に設置された板と、金属のでっぱり(写真7)を自分の方に引っ張り出すというルールです。

あちこちで試験走行していましたが、やがて試合開始の声がかかりました。

試合開始

部屋の真ん中にはプロジェクターとスクリーン(写真8)があり、試合開始のタイムをデジタル表示するというシンプルなものでしたが、会場の雰囲気を盛り上げるのには非常に効果的です。

対戦するロボットを見ても、次の試合のために控えているロボットを見ても、どれ一つとしてそっくりなものはありません。

それぞれ独自のアイデアをしぼって作られていることがよく伝わってきて思わずワクワクです。

スクリーンのカウントダウンによって試合開始です。

ロボットの作りがシンプルなためか、意外なほどきびきび動きます。

生徒さんたちの話では、各学校で今回のルールにあわせて練習してきているということで、見学者も安心して競技が見ていられます。

板や金属をどうやって引っ張るのかと思いましたが、みんななるほどーというアイデアで解説しているのでした。

見ているうちにだんだんと気持ちが盛り上がっていくのがわかります。

興味深い見どころの場面を紹介していきましょう。

ロボコンの見どころ

先に見どころのポイントをあげておきます。

ロボットの作られ方、ルールの面白さ、女子の参加、先生の特別参加、などでしょうか。

ロボットの作れられ方

見たところ30cm×30cm×30cm の立方体にすっぽり入るような制限のようですが、どのロボットも実にユニークです。

材料は薄目の木の板が主ですが、よーく見てみると要所要所になるほどという工夫が凝らされています。

全体としての作りはシンプルなので、試合中に故障するロボットはほとんどありませんでした。

そのため、試合が非常に過熱して見ている人たちも思わず熱くなったはずです。

ルールの面白さ

(写真7) 「中央にある壁の出っ張りをひっばるだけ」という単純なルールのため、ロボットの動作はそのためだけに集中しています。

それが始めてみる人にも安心感を与えるのではないでしょうか。

非常に分かりやすくて応援の甲斐があるのです。 見ているうちにまるで卓球か何かスポーツを観戦しているような気になってきます。

女の子の参加

(写真9,10,11) 今回の交流戦は、ロボット好きな男の子が多かったのですが、その中に混じっている女の子の様子もたいへん興味深かったです。

男の子達に混じってわずかな人数で参戦するだけあって、表情もしっかりしていて頼もしい感じの女の子でした。

ロボット(写真9)も男の子の発想とは違った作り方をしています。

先生の特別参加

(写真12)
参加資格は中学生のみとは言いながら、さりげなく何名かの先生も試合に参加していたのがほほえましかったです。

ロボットもご自分方が作られたようで、中学生に混じって操作している姿は見ているほうもソワソワしてしまいます。

試合の結果は、決して手を抜いているわけではないのですが、やる気マンマンの中学生たちには惨敗のようでしたが、交流戦にふさわしい参戦でした。

最後に試合に勝つために必要なことを学んだのでご紹介しておきます。

試合に勝つためのヒント

参戦したロボットの中でひときわ目立ったのは、勝ちにこだわった名作です(写真13,14)。

ルールをよく理解し、アイデアで他のロボットをねじ伏せました。

どのようなアイデアかというと、写真を見ての通り、板なら板、金属なら金属をいくつも同時に引っ張り出してじっとしているのです。

その間にもう一台のロボットが動き回るという鉄板の体勢でした。

このロボットには他のどのロボットもたじたじで、どんどん勝ち進んでいったのです。

おわりに

以上のように『ロボコン春の交流戦』を観戦した様子をご紹介しました。

全国大会も盛り上がりますが、今回のような地方開催の交流戦にも関心が高まれば幸いです。

創造アイディアロボットコンテストの公式サイト

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事