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ロボカップジュニアジャパン広島ブロック予選会を観戦記


ロボカップジュニアとは?

ロボカプジュニア広島大会

ロボカップジュニアとは、4部門(区分け)からなるロボカップジャパンの中の1つの部門です。

4つの部門とは、ロボカップサッカー、ロボカップレスキュー、ロボカップ@ホーム、ロボカップジュニアです。

ロボカップジュニアは未成年を育成するための部門です。

19歳以下が参加の対象者ということで、小学生も全学年参加資格があります。

競技は自律型(コントローラーを使わないタイプ)のロボットによるものです。

みなさん、いったいどんな雰囲気なのか知りたくなるのではないでしょうか。

特にロボットに興味のある人は文章を読むだけでは物足りないでしょう。

今回はわたしが実際にロボカップジュニアの地区予選大会を観戦した様子をご紹介します。

2018年1月28日(日曜日)に広島市の広島こども文化科学館で開催されました広島ブロック大会を見学してきました。

参加者について

小学生男子と女の子

当日の受付開始は午前9時15分で、開会式は午前10時ということでした。

わたしは9時30分に会場に到着しました。

会場の入り口付近にはすでに観戦者の人たちが立っていて、入っていけそうもありませんでした。

会場の中には簡単な柵が作られており、そこから中には「観戦者は入らないでください」という札がぶらさがっていたのです。

わたしは立ち見している参加者の保護者と思われる人たちの間をくぐって中に入っていきました。

柵の中は数十人の参加者たちでいっぱいです。

部屋の中央にはコートが3種類用意されており、壁際には机がたくさん並べられていて参加者が自分のロボットを調整しているようでした。

最初に驚いたのは、参加者のうちの半分くらいが女の子だったことです。

小学3・4年生くらいの女子がノートパソコンを慣れた様子で片手に抱え、インターフェース(ロボットとの接続ケーブル)でつながったロボットを反対の手で運んでいました。

参加資格者は19歳以下ということで、高校生らしい参加者もいましたが、どうみても小学校低学年に見える男子女子もいてびっくりです。

開会式からミーティングと車検

作ったロボットは車検に合格しないと出場できません

午前10時になると召集がかかり、開会式が行われました。

大会委員長の方がやさしい口調で、試合開始までの流れを説明されたのが印象的でした。

試合の前にはミーティングと車検(参加ロボットが規格どおりかの検査)があります。

ミーティングでは試合に関するくわしい説明がされていました。

車検が始まると、参加者は一列に並び自分のロボットを心配そうに抱えていたのがほほえましかったです。

実際の車検はロボットの確認だけでなく、自分のロボットについて参加者がちゃんと説明できるかどうかの確認もされていました。

なにやら支障があるようなロボットもあったようですが、机に戻って調整をし直して再度列に並んで車検を受けなおしていたようです。

ロボットのサイズ制限は直径22センチ高さ22センチの円筒の中に納まること、とありました。

実際には、ほとんどのロボットは市販のキットを組み立てたものでした。

さあ、試合開始!

ドキドキの試合直前

ドキドキしながらロボット調整中

車検終了が11時20分、試合開始が12時20分という予定でしたので、参加者は辛抱がいるでしょう。

実際には車検が早く終了したので試合開始が11時になりました。

予定はしばしば変更されますので、油断は禁物です。

会場内にはAコート、Bコート、Cコートの3つのコートが設置されていました。

Bコートが正規のサッカー競技用コートだったようで、規定によると122センチ×182センチということで結構な大きさでした。

Aコートはその半分くらいのサイズで低学年用だったのでしょう。

Cコートはサッカーではなくレスキュー競技用の障害物や坂をのぼるようなコートでした。

3つのコートはそれぞれ同時に試合が進行しました。

わたしは主にBコートの試合を観戦しましたので、以降はBコートのサッカー競技についてお話しします。

試合時間は前半10分、5分の休憩をはさんで後半が10分です。

審判が2人つきます。

実際の試合を見ると1チームは2名でロボットも2台で行われました。

ルール解説

ロボットコンテストの試合中、戦う小学生

ルールを簡単に説明しておきましょう。

光を発する透明なプラスチックのボールをサッカーボールに見立てて、幅45センチ高さ14センチのゴールに入れたら1点が入ります。

ロボットの動きは予想以上にすばやいのですが、自律型ということで、なかなか持ち主の思い通りには動いてくれなかったようです。

審判は大忙し!

細かくチェックする審判の男性

わたしが一番驚いたのは審判の方の細やかな判定でした。

10分間にコートのなかで、ちょこまか動き回るロボットの挙動を緊張をとぎらせることなく見続けるのは大変な作業です。

光を放つボールに向かって突進してくる4台のロボットは、すぐに団子状態になり、身動きできなくなります。

数秒カウントしたのちに、審判はボールをつまみあげて、さっと背中側に隠しました。

いったんボールからの光を遮断するためのようです。 ボールをコートに戻す位置を決めるときの様子に緊張感が漂います。

この動作が試合中に頻繁に行われたのです。

試合中にロボットがよく故障したりもします。 故障の宣言をして、いったん退場して調整してからもどるようでした。

コートの外に飛び出したロボットは一定時間退場です。

コートの中に1台しかロボットがいない状況も起こり、すぐ得点できそうですがロボットの動きが思うようにいきません。

それも観戦者をやきもきさせ、場内はヒートアップしていくのでした。

10分の間にさまざまな状況がめまぐるしく起きました。 見ているほうも汗ばむほどの緊張感が漂っていたはずです。

審判の方が参加者の子供たちに真剣に、もっとはっきり宣言しなさい、とか撤収動作はきびきびと、といった指示をされていたのが印象に残りました。

代表に選ばれて全国大会に行ったらこんなものではありませんよ、ということです。

おわりに

取材記者の男性

以上のように、ロボカップジュニアジャパン広島ブロックの試合を観戦してまいりました。

実際の試合の臨場感が伝われば幸いです。

ロボカップジュニアのルール&みどころを解説

ロボカップジュニアの公式サイト

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